お客様からいただいた感想記です
2013年1月、栃木県さくら市に温泉付き別荘が竣工しました。
お客様は東京にお住まいですが大の温泉・ゴルフ・旅行好きで、リタイア後はさらに家庭菜園を加えて楽しもうと、別荘地を購入されました。声をかけていただいてから竣工まで、毎回楽しく発展的な打合せでした。
Data
建設地 :栃木県さくら市桜ヶ丘
敷地面積: 821.50 ㎡
建築面積: 85.22 ㎡
延床面積: 82.74 ㎡
構造規模:木造在来工法平屋建て
設計監理:株式会社ベルス一級建築士事務所
建築工事:深谷建設株式会社

Hello!! G’s 山荘
うちの山荘がお陰様でデビューしました。
いろんなことがありましたが、なんと言ってもベルスの荒美さんとの出会いがあったからこそ 夢が実現できたのです。
求めよさらば与えられん。。。まさに探し求めていた人はこの方だ、というのが最初の印象でした。
ここにたどり着くまでのことを お話ししましょう。
喜連川の土地を購入したのは2011年の3月のことです。
最初は主人がリタイアしてからの終の住処をここに建てるつもりでした。
でも ある時ふとこんないい土地を何もしないまま放っておくのは土地が可哀そうに思えてきて 早く建ててリタイア後の生活に向けて 準備すればいいなと、思うようになりました。
それから私は 住宅展示場を見学に行ったり、いろいろな会社の担当者の話を聞きに行ったりしました。
しかし 残念ながら リタイア後の夫婦二人の生活を楽しめる家づくりの話や 喜連川の土地にある樹齢80年という山桜の話や そこから見える山並みを楽しみながら入れるMy温泉の話には興味を持ってもらえず 自社のセールスポイントの話が多くて、結局 私どもの予算とはかけ離れた金額提示になってしまいました。

確かに どのお話も魅力的な家づくりですばらしいのです。
ただ 私が考えている「イメージ」とは どれも何かが違うのです。
本当は 設計士さんに私たちの考えを伝えて それが叶う家ができたら一番いいのですが、1級建築士さんに依頼すると高額な費用が掛かるという先入観がありまして。
絶対に無理! やっぱり 無理なんだろうな。
そんなことが続いたある日 主人の会社の福利厚生サイトで 住宅よろず箱というサービスに目が留まりました。
何気なく 読んでいると A-plusというサイトに飛び そこで荒美さんのことを知りました。
文章を読んでいるうちに こんな方に家を作って頂きたいと強く思うようになりました。
でも 建築士さんに頼むなんて、私には敷居が高すぎる。
絶対に引き受けてくださる筈がない。
考えていても始まらないから 行動を起こしてみよう。とにかく ベルスさんを訪ねてお話だけでも聞いてみればいいと思い、アポをとりました。

1級建築士という方にお会いするのは 初めての経験でした。どきどきしました。
私は どういうコンセプトで別荘を作りたいか、夫婦の第2の人生に対する考え方、その家でどういう暮らしがしたいか、山桜のこと、日光や那須の山々が見渡せることなど、様々なことをお話ししました。それらに熱心に耳を傾けて頂き 本当に感激しました。
そのうえで この仕事を引き受けてくださいとお願いしました。
ただ 一つはっきり申し上げたことがあります。
主人は普通のサラリーマンです。ですから お金に糸目をつけずに、という訳にはいきません。最初に概算の予算を伝えました。
それで できるなら、と。

それから しばらくして 荒美さんから現地を見てきました、と連絡がありました。
「すばらしい土地ですね」とおっしゃってくださって 心から嬉しく思いました。
それから 楽しいわが「G’s山荘」作りがスタートしたのです。
正直 何からことを進めたらいいのかわかりませんでしたから、そこからは荒美さんに一任です。
設計の参考にしたいので どんなことでも話して下さいとのことでした。それらを参考にして いくつかの間取りと見積もりが出来てきました。
計画は 自分たちのそこでの生活のイメージや 荒美さんが実際に現地に赴いて作ってくださったイメージなど いろいろな点を考慮して磨かれて行きます。
それは、今までに見ることのなかった 新鮮な切り口でした。
予算の中で 不必要なところはできるだけ削り 必要なところにお金をかける。そうすれば この予算でもできる。

以前相談した住宅会社では あれもこれもある、でも 本当に欲しいものがない。もしそれらを付けたら もっと費用が掛かると言われました。
しかし 荒美さんは 要らないものは省きましょう。本当に欲しいもの、必要なものだけを付けましょうということで 結果的には 安くなった。
かゆいところに手が届く、細やかなサービスができるのが 設計事務所に頼むという 最大のメリットだと思います。
荒美さん、深谷建設の荒牧社長、手塚さん、皆さんが 私たちと同じ目線で物事を見て下さったことが また嬉しいことでした。
自信満々の住宅会社さんが考える こういう家を作れば 必ずお客さんは喜ぶというものと 私たちの希望にはズレがあります。

しかしながら、設計士である荒美さん、建設会社の荒牧社長が 私どもの考え方を深く理解してくださり、3者の信頼関係ですべてが進んでいったので こんなはずではなかったということが一つもありませんでした。
それは 皆さんが建て主の立場で 同じ目線で物事を見て下さったからだと思います。
建て主が何を欲しているかにしっかり耳を傾けることが重要なことです。
たとえば、私が タオル掛けにこだわったとき 荒美さんと手塚さんはびっくりされたかもしれません。でも 主婦である私からすると 調理をしているときにすぐに手をふけることとか、お風呂から出たときにバスタオルをすぐ手に取れることは大切なことだったのです。(本当につまらないことですみません。)
建て主が変われば ニーズもこだわりも変わる。そういう細かなことにまで対応してもらえることが 設計事務所に依頼する大きなメリットであります。
そういう意味からも 今回 私どもの山荘(別荘)を荒美さんにお願いして本当に良かったと思っています。
120%満足できる家、ここには欲しいものが何でもそろっています。
夢は必ず叶う。私たち夫婦の第2の人生は 輝くばかりです。
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G’s山荘は外構工事に着手しました。完成したら外観をお目にかけたいと思います。(荒美)