雑感

設計とは別に思ったこと

スタジオ完成              20180519

 

 何度か途中で触れてきた愛媛松山のスタジオが完成した。

 水野謙治さんとおっしゃる海外からも注目されて受賞の多いフォトグラファーのスタジオだ。ご覧ください。

 上の写真の左は僕が造った模型。少し前だったけれど、水野さんは喜んでくださってご自身のHPに写真を掲載された。右は最近撮られた竣工時の写真。

 計画段階では、多くのスタジオがビルの中にあることからもわかるように、外界との接触は期待の中に無かった。

 それでも、愛媛松山の郊外という立地や、カメラマンのワークショップが多く開催されそうなお話から、ある意味無機質なスタジオと人が語らう場所の共存を考えたいと思った。

 

 結果はこれから判明することになる。

 僕の意図は、自然光を取り入れ反射させ、ときに遮断して暗闇にすること。さあどうだろうか。

足手まとい              20180514

 

 先月末から心が少し軽くなった僕は、休酒(荒美Bという)したり遠出の散歩(8㎞くらい)をしたりなどと健康的に過ごそうとしている。

 そんな気分のせいか、自宅兼事務所の螺旋階段にぶら下がってみた。これは専ら背筋を伸ばそうと思ってのことだったけれど、自分の重さに驚く。正確に言えば、わかっていたことを確認したはずだったのに衝撃があった。

 懸垂など夢のまた夢。しかしながら、ぶら下がり方がボルダリストのように指先をかけただけなので、鉄棒を逆手に持ったら少しは違うのではないかと思った。

 

 翌日、長女と孫Kが訪ねてきて妻と4人で近くの公園に出かけた。さりげなく低いウンテイに足を地面に着けたままぶら下がってみる。あがくまでもなく状況に変化のないことが理解できた。おっさんサッカーをそれなりに楽しんでいたはずなのにと思って、それから十数年が経過したことに気付き、毎日昼休みに隅田川テラスを4㎞歩いていたはずなのにと思ってこれも4年前だと判明する。

 

 

 何か災害などがあったとき、家族や孫Kを守り導くために多少は鍛えなくてはいけないのではないか・・・と思ったことが何度となくある。ところが残念なことに助けられる側に回ってしまっているようだ。足手まとい、という言葉が浮かぶ。

 しかし、無責任かも知れないけれどスッキリした。鍛える、という努力目標ではなくて最低限の義務だと明らかになったのだから。気負うことなく粛々と実行せねばなるまい。

GW                 20180509

 

 久しぶりにゴールデンウィークらしい時間を過ごした。

 最後の検査で追加書類などを求められていた松山の現場が、4月25日に終了してホッとした。

 27日に間に合わないとお客様にも申し訳ないし、こころに引っかかったままゴールデンウィークに突入しなければならないところだった。

 

 検査済証を取得した25日の翌日は、藤が見ごろピークだという足利フラワーパークに出かけることになっていた。これは妻の発案で、母二人を案内するというもの。ひょっとしたら延期をお願いするかも知れない、と話していたけれど気持ちよく出発できた。

 足利フラワーパークは大変人気のあるところらしくて賑わっていたけれど、朝6時出発だったから駐車場も食事も混雑の前に滑り込めて、とても気持ちの良い一日になった。

 

 藤が大変見事なのに驚き、園内隅々に管理者の目が行き届いている様子に好感を持って、そうしたら花の美しさ愛らしさに素直な共感ができるようだった。

 

 その後も休みらしい日が続いて、長女・孫Kと食事にでかけたり、水族館に行ったりして、5日には妻と川越の小江戸を2万歩歩き回った。

 個人で仕事をしていると、曜日の感覚が薄れてきてしまうけれど、オンオフをしっかり作らないといけない、というよりそのことの楽しさを思い出すゴールデンウィークになった。