電子ピアノ
いつか・・・と思っていたピアノの練習を始めることにした。
すぐに挫折する可能性が大きいのでこっそりと。練習もこの記事もとぎれとぎれになるに違いないけれど、やめないようにはしたい。
運指0701 20250701

前回から4日。この先はもっとまばらになると自分で思っているけれど、今日は4小節をマスターしたと記したい。
ほんとうは、例えば一日4時間など練習する日を設ければよさそうだし、そのくらいの時間を持っているけれど、ひとりきりでは練習が続かないのだ。
やれやれ
運指 20250627
楽器到着から10日あまり、練習は進まないけれど落胆しないことを忘れずに。
運指ということがいかに大切かに多少気付くようなレベル。すこしずつ進もう。(^.^)
ショパンコンクールなどというテレビ番組があれば見たりもする。左右両手が、全ての指が、目に止まらぬ速さで鍵盤を走り回る(ちょっと比喩不適当)のを見て「ああすごいなあ」
きっとそれは大谷選手のホームランを見ているようなものだ。
ショパンコンクールがMLBタイトル戦だとして、電子ピアノ演奏が自慢の領域に入るのは甲子園地方大会予選くらいか。
今は「かえるのうた」辺りなので地域少年野球に応募・・・程度?。先は長いけれど、歳を考えるとのんびりしてもいられない。
今日のところ、そんなことを焦りもせずに記しているのが折り合い点。先は短いが長いのだ。笑
楽譜集 20250623
長女がジャズスタンダート集という楽譜を送ってくれた。
きっと、易しいものを選んだと思うけれど、僕はその難易度を計りかねる。当面の課題はカノンの右手だし。

自分自身あまり認めたくないものの、僕は形から入る傾向があってどうも先に進めないことが多い。
今回の電子ピアノで言えば、平均律と純正律の違いが気になったりして、そんなことはどうでもいいはずなのに停滞するのだ。
思い出すのは隣の幼馴み、弟のH君のことで、「テストで答えがわからないと飛ばせないから点が取れずに困ったものだ」、とお母さんが言っていたこと。
「要領が悪いな」などと思いながらもどこか気になっていたことがそのまま当てはまっている。
インターネット検索をして、コード進行に
1小室 6451
2カノン 15634145
3王道 4536
4丸サ 4361
というパターンがあるらしいなどとメモしているのだから、重症か。
できれば脱出したいし脱出しなければ。笑
手始めの曲 20250619
電子ピアノを買おうかと思い始めたとき、どんな練習方法があるのだろうと考えてみた。
ひとつ思い出したのは、大学時代からの友人石崎さんのお父さんが当時、ご自宅に先生に来てもらってレッスンを受けていたことだ。石崎さんは指導教授も一緒(存在を教えてもらった)で、大学時代にはよく泊まらせてもらっていたから見ていたのだ。彼のお父さんは確か50代前半だったのではないか。
それは、石崎家が東中野駅のそばだからできたのだろうと思われるし、自分だったらと想像してみるだけで先生に同情してしまうから、真似することはできそうもない。かと言って、教室に通うほどの従順さがないことも分かっているから、必然的にネットに解を求めた。
目的はピアノが弾けるようになることではなくて、レットイットビーをフルに弾けることとその延長だから、何も正攻法である必要はない。(ところが、布団の中でのゴルフスイング習得と一緒でいつの間にか天井が無くなっているから困ったものだ。)
頭の中にはJAZZという単語がちらつくものの、まあ手始めはポップスだと自分に言い聞かせる。
それはきっとコード進行を覚えれば何とかなるはず。
ということでその辺りの情報を集めてみると、「カノン」が頻繁に現れた。

便利な時代で、レッスン動画があるばかりか、無料で楽譜が手に入る。
上級者向けはそもそも必要が無いし、覗いてみたい気はしたけれど、有料だったので中級者までをダウンロードする。
ドレミ付きは自尊心に靄がかかったように思ったのに、すぐに頼りにするようになってまた一歩現実に近づく。
届いた、そして落胆 20250616
土曜日夕方に電子ピアノが届いた。(下の写真は仕事場が最もよく見えるアングルを探したもので、散らかった実態を知っている人はフェイクだと言うかもしれない。)

早速梱包を解いてみると、口コミでは評価がさまざまだった割に、僕には満足できるようすだったのでうれしい。
一番気にかけた鍵盤は、ピアノに似ているとは言えないまでも、ある程度予想と覚悟をしていたので不満はない。
カタカナで表示されている音色は、ボタンひとつで切り替わるのが面白くてあれこれ試してみる。
最初に「落胆」と書いたのは、購入したものに対してではなくて、まったく弾けるような気がしないことに対してだ。
子供のころに教わった運指は、多少指が覚えているらしくて2オクターブできるのが嬉しかったのに、メロディーとなるとまったく何もできずに、指が何倍か必要だと確信するくらいだから先が思いやられる。
しかし!僕は用意のいいことに
「ピアノは難しいと悩んでしまった、あなた。そこからが始まりです。」という帯の付いた本を購入してあるし、電子ピアノが届く前に何分の一かを読んでおいたので
ある意味落胆は織り込み済みだ。だからといって何の助けにもならないけれど。
その本に、続けるコツはできない自分に落胆しないこと・・・とある。
お。
まずは購入 20260613
おお、最初の記録が13日の金曜日だなんて。
まあでも僕は13日生まれだから吉兆と考えよう。
ピアノは小学校低学年のとき、ほんの少し習っていた。家の中にいることが嫌いな子供だったので、ろくに練習もせずに先生には大変失礼したのだと思う。だから、さして弾けるようにならなかった。
それがまた触れてみようと思ったのは、4月に中学の友達に会った時、「あんこ(僕の中学までのあだ名)はピアノが弾けていいなあと思った」、と聞いたからだ。(3年生を送る会で、レットイットビーの前奏を頼まれて体育館で弾いたことがあった)
家には妻が弾いていたアップライトピアノがあるけれど、長女が部活動で疎遠になってからはたまに孫が触るくらい。
調律師に来てもらうのは見通しが立ってからと思って、まずは廉価な電子ピアノを買うことにした。
価格
何も知らずにネット検索すると、1万円を切るものから40万円とかまで。
アドバイスを探すと、子供が先生について始めるのなら、最低6~7万円からのものを、との意見多し。できれば20万円くらいのものがお勧め、とも。安価なものだと楽しくない上に悪い癖がつきやすくて後からの苦労が大きいらしい。(打鍵の運指と姿勢)
それなりの年齢の人が独学趣味で始めるのなら、自己責任で・・、まあそりゃそうだ。僕が買ったのは2万円台。初めは6万円台に目をつけたけれど、これまでの反省もあって、続けられた時にグレードアップすることにした。
5大メーカー以外に乱立しているのは、フランスで開発されたチップが良い出来で、それをたくさん売るためにOEMを促した結果、楽器に縁のないメーカーまでもが函だけ変えてラインアップしているかららしい。
さて留意点
鍵盤数:88鍵が基本だけれど、クラシックでなければ使い勝手によって選択すべしとある。僕は挫折の可能性が高いので、廉価で場所を取らない61鍵にした。88はグランドピアノも同じで、61は5オクターブ+1(ド)だ。つまり、両手を近く鍵盤に置いても、通常右に2オクターブ、左に1オクターブしかない。だからバイエルの先ですぐに困るらしいけれど、コードを覚えるには充分か。
鍵盤種類:キーボードや廉価な電子ピアノは鍵盤というよりスイッチで、指の演奏強弱と音に連動性がない。
アコースティックピアノに近づけるためには、鍵盤独自の開発によってニュアンスを醸し出す必要があるらしい。僕のはその工夫がある最低価格帯。(個人的にはこれが最重要と思った)
音源波形の数:
廉価なものほど波形の種類(使用音源)が少なくて、隣あった3~4音が同じ波形でピッチだけ増減しているらしい。確かにデモ音を聞くと単調かな。
同時演奏和音数:
廉価なものだと音数3つまで、というのもあるから注意。
スピーカー:
大きさと数。これは聴いてみるしかない。僕はもともとさして敏感ではないので出たとこ勝負にする。
電子機器として:
音色数とか編集のしやすさとか・・・パソコンと同じで苦手。
これらを検索する内に、複数の電子ピアノをプロが弾き比べてみるサイトを発見した。その情報が決定打になった。
まずはメモまで・・・。明日届く。(^.^)